ども、しゅうです
今回は、おすすめのビジネス書の1冊、
「BRAIN DRIVEN (ブレインドリブン) パフォーマンスが高まる脳の状態とは」
を読んで学んだことを箇条書きでまとめていきます。
サクッと要点だけ知りたい!ってひとは、
「学んだこと・脳内メモ」
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この本では、脳神経科学、
中でも特に
「ドーパミンに関わるモチベーションのからくり」
について学べます。
ボクを含め、
ダイエットが続かねぇっ!
元旦に立てた一年の目標??なにそれ??
な人たちの助けになります。
本の中で繰り返し取り上げられているのが、
「予測差分」
自分で予想していたものと、実際に現れた結果の差、違い。
それがあることにより、ドーパミンがドバっと出て、
より記憶に残りやすくなったり、モチベーションが上がって、次もがんばれたりする。
それをうまく活用するには??
ってことが学べます。
けっこうボリュームある本ですが、
で要点だけでもつかんでみてください。
学んだこと・脳内メモ
ドーパミンで記憶も強化される。出来事と感情の記憶。
空腹や好きなものを見たとき、印象的な映画館や漫画などのシーンを思い出す、、、
などでドーパミンを出し、そのドーパミンが大量に出ている状態で目標行動をとることによって、ドーパミンによるモチベーションを自分の目標にも載せる。
「seek」「 want」「 try」「 like」
これらのことをするとドーパミンがでる
自分が何をしたときにドーパミンが出たかをしっかり認識し、
またそれを思い出して味わうことによって強化する
強化したい行動でドーパミンが出たらしっかりそれを観察、反芻して味わう。
受け身ではなく、自分で能動的にドーパミンを出し、快感を味わえるコツを意識する。
快感を量産する。
目標達成に活用する前に、まず日常生活の中で快感を見つけ味わう能力、コツを身につける。
ドーパミンは「予測差分」によって出やすくなる。
予測差分があることは、より記憶に残す必要があるから。
記憶に残るため後で再生されさらに定着する。
期待値管理、自分や他人に対する期待値を高く持ちすぎないよう管理することで、ポジティブな予測差分を得られる。
モチベーションでもストレス管理でも有用。
苦痛を楽しむ、たしなむ。苦痛があるからこそ後から大きな快感がやってくると信じ込み、モチベーションを上げる。
苦痛を感じると、それをやわらげるためにβエンドルフィンなど脳内麻薬、快感物質が出る。
辛いものにハマるのは、実際には危険のない痛み信号で快感物質が大量に出るから。
実際には危険がないというのも重要。
自分を追い込んでいいのは、自分に優しくする方法も知っているひとだけ。
際限なく追い込むのはダメ。
他人を追い込むのはもっとダメ。
セルフコントロールがしっかりできるひと限定で、あえて他人に追い込んでもらうのはアリ。
アスリートに多い。
イヤイヤではなく、自分で望んで追い込んでもらってるからこそ効果がある。
自分で決めた苦痛、苦しみは自分を強くする。
苦痛を感じながら頑張ると、脳内ではいろんな快感物質、ドーパミン、成長物質がお祭り状態のオンパレードになる。
結果だけでなくプロセスで脳を興奮させるクセをつける。
「何のために」「何を」を明確にする。
あいまいな目標ではあいまいな結果しかでない。
学びのためには、準備、予習をして脳内で予測をたてる。
それによって結果で差分が生まれ、ドーパミンが出てモチベーションになる。
挑戦した事実と、得た成果とを両方同時に脳で発火させる。
発火=強くイメージする、脳内で繰り返す。
成功に至る過程で経験した苦しみや失敗を乗り越えた体験の記憶を、成功とそれで得た快の感情としっかり同時に発火させ、脳に記憶させる。
それにより、今後困難に出会った時に乗り越えるレジリエンス=抵抗力を鍛える。
そもそも人間に、ものごとを最初から成功させる能力は備わっていない。
予定通りできて差分を生まなかったことには、脳は注意を向けない。
スムーズにできた成功体験は記憶に残りにくいということ。
結果として自分に対しても他人に対しても、できたことに目を向けず、失敗ばかりを探すアラ探しになりがち。
コーヒーを飲んだ、シャワーを浴びた…といった小さなポジティブに意識して注意を向け、脳がポジティブに気づきやすくする。
日常で小さな挑戦をするクセをつけ、不確かな状況に対しての免疫をつける。
自分にとっての新しさと、他人からの評価を分けて考えるクセをつける。
脳の神経細胞は同時に活性化することによって結ばれる。
自分の「感=フィーリング」とそのゆらぎをしっかり観察し脳に記憶させる。
挑戦の価値を脳に学習させる。
新しいことをするのは脳のエネルギーを多く使う。
しかし、繰り返すうちに回路が鍛えられ、どんどん上手く、創造的になる。
脳は「使う」モノ。
まとめ・期待値管理は自分でしよう!
予測差分をうまく使うことで、モチベーションもアップするし、
結果が出たときの満足感、幸福感も違う。
逆に、期待値管理をミスって予測差分がマイナスに働くと、不満だらけになって、やる気も、、、
学んだこと、の最後にも書きましたが、
脳は「使う」もの。
使い方しだいで自分の敵にも、頼もしい味方にもなってくれます。
脳に「使われ」ないよう、知識・理論武装!しましょう。
この本や、このブログの記事が武器のひとつになれば、、、
他にも、TEDや脳神経科学の研究で超有名な「ケリー・マクゴニガル」さんのスタンフォードの講義シリーズの本についてまとめた記事もあります↓
ではでは〜〜