ども、しゅうです
「SIBO」と5年ほど付き合っています。
「SIBOにはにんにくはNG!!」わかっているけどにんにくが食いたいんだ!!
健康によくて、おいしいにんにくが食べれないなんて、人生損しちゃう!!
という方のお悩みの解決策を記事にしていきます。
なぞのげっぷなどの症状に悩まされ、はや数年。1年ほど前に、ようやく「どうやらSIBOという症状っぽいぞ、、、」と気づいてからだいぶ症状が改善してきました。
※「SIBO?ってなに??」って方はこちらをどぞ↓
大量の苦しい謎のげっぷ、下痢、腹痛、おなら、、、もしかして原因はこれ!?
その後めっちゃ症状軽くなりました↓
にんにくはNG食材!!FODMAP食の代表!!
過敏性腸症候群(IBS)やSIBOではにんにくはNG食材と言われています。
それは、にんにくには小麦や玉ねぎと共通して「フルクタン」という水溶性の消化の遅い糖質が含まれていて、それが腸の中で細菌に分解されるときに大量のガスを発生してしまうからです。
実際僕も、自分でSIBOと知っていてNGだと知りながらも、ちょくちょく誘惑に勝ちきれずに「王将の餃子」などを食べるのですが、その日の夜はてきめんげっぷの量が増えます。
やっぱり、圧倒的ににんにくはおいしいですからね、、、
ちなみにNG食材でも、人によって「どの食材にびんかん」「どれくらいの量を食べると症状がでる」というのはばらつきがあります。
どうも、腸内の細菌の種類による??ようです。
それでもにんにくが食いたい!!
僕個人が、どうしてもにんにくなしの生活が考えられなかったので、いろいろ調べた解決策がこちら、、、
ガーリックオイルを使えばいい!!
にんにくがNG食材である理由の成分「フルクタン」は「水溶性」です。言い換えると「油には溶けない!!」
つまり、ガーリックオイルの香り豊かなオイルの部分だけを食材にいくら加えても、げっぷには悪影響がない!!
気になるのは「にんにくの健康に有効な成分は??」というところですが、これも、生で食べるのにはおよばないかもしれませんが、じゅうぶんオイルに溶け出します。
一度ガーリックオイルを自作していただくと、その強烈な香りからも成分じゅうぶん!!とわかると思います。
僕はガーリックオイルを自作して、サラダ・インスタントラーメン・レンチンしたウィンナー・ガーリックトースト・チーズ・目玉焼き・肉を焼く油に、、、などなど、ほぼ毎日なにかの食材にかけて食べています。
体感ですが、げっぷに対する悪影響はやはり無いようです。
ガーリックオイルってお高いんじゃない??
イタリア産のオリーブオイルが「230gで1000円くらい」
僕が最初に買ったのは「230gで1000円くらい」です。
そこまで高くないので、お試しや、自作するのがめんどくさいって人はこれでじゅうぶんだと思います。
にんにくの本場、イタリアのオリーブオイルですね。
自作も簡単!!
ガーリックオイル、材料さえあれば自宅で誰でも簡単に自作できます。
包丁すら使わないので、料理ができない人でも簡単です。
材料はこれだけ!!

・にんにく(生のままオイルに漬け込むので、有機栽培のものを使っています)
・鷹の爪(スライスして売っているものより、1本まんまの形のままのものの方が辛味が良くでます)
・オリーブオイル(エキストラバージンがおすすめ??)
他に必要なのは
・密封できる容器
・キッチンバサミ
作り方
1:容器を洗って乾燥
まずは容器をしっかり洗って消毒。
煮沸消毒できるものなら、煮沸消毒が一番安心ですが、僕はめんどくさいのと、現代の台所洗剤の除菌力を信じているので洗剤で洗ってよく乾かすだけです。
後日追記:煮沸消毒までいかなくても、熱湯消毒(容器を洗ったあと数分熱湯につけ置く)はしたほうがよさげです。
熱湯消毒なしで夏場に作ったら1ヶ月後くらいにガーリックオイルが少し白濁。熱湯消毒をすると1ヶ月過ぎても透明なまま。
多分雑菌が繁殖してたっぽいです。
水分は、品質の劣化や、下手するとカビの元になるので、容器はしっかり乾かした方がいいです。
2:材料をそろえる

と言っても、にんにくひとかけとって、鷹の爪1本用意するだけです。
3:キッチンバサミでザクザクと
きれいな手でにんにくの皮をむき、キッチンバサミで適当に切ります。
あまり小さくきざみすぎると、容器によってはオイルを注ぐときににんにくの身が出てしまう恐れがあるので、ほどほどの大きさで。(SIBOとか関係なくて、にんにく問題なく食べれる人はみじん切りでも可)
鷹の爪も適当に輪切りに。
このとき、中に入っている白い種もいっしょにいれると、より辛さがでます。
4:きざんだものを容器に入れて、お好みの量のオリーブオイルでひたひたに
僕は作るときに「にんにくひとかけ、鷹の爪1本に対してオリーブオイル100~150cc」で作っていますが、マイルドにんにくを使っても、できあがるとかっなり強い香りのオイルになります。
ただ、香りが強すぎるときは、後からオイルをつぎ足すことは可能なので、最初はちょっと濃いめ??に作ってもいいと思います。
5:1週間ほど冷暗所で寝かせる、、、完成!!
だいたい4日から1週間ほどでじゅうぶんな味がでます。
保存は冷暗所で季節にもよりますが、1か月程度が目安。
注:オイルが減ってきてにんにくがオイルから頭を出すと痛みが早くなる
にんにくが空気に触れるようになると、痛みが早くなり、カビの原因にもなるので、頭を出し始めたら早めに使い切りましょう。
適度にガス抜きを

つけ始めて10日目くらいから、にんにくが発酵して少しガスが発生するようになります。
写真のものは、作って2週間くらいのものですが、泡が少しついてるのがわかると思います。
炭酸などのように強烈なものではないですが、密閉容器でしばらく使わないでいると、ガスが溜まって容器のふたが空きにくくなったりするので、たまにふたを緩めてガス抜きを、、、
ただし「ガスを抜く=空気が入る=痛みが早くなる」ので使い切るまで日数のかかる人は冷蔵庫保存の方が安心かもしれません。
おすすめは一度に大量につくるより、新鮮なうちに使い切れる量をつくる
簡単につくれるので、一度に大量につくるのではなく、新鮮なまま使いきれる量がおすすめです。
僕も最初まとめて作ろうと思って、容器もこれ↓の240cc入るものを購入したのですが、今は一度に100ccちょっとづつ作っています。
120ccの方でじゅうぶんでしたね、、、
煮沸消毒に対応した密閉容器で、注ぐとき液だれもしません。
まとめ
IBSやSIBOでにんにくが食べれない人にとっては、ガーリックオイルは救世主になります。
なによりオイルでなんにでも気軽にかけれるので使い勝手がかなりよいです。
にんにくの身ごと食べるよりは、かなり体臭・口臭に対する影響も少ないようです。
ただし、オイル自体に香りはしっっっかりついているので、食材にかけてレンジでチンするだけで部屋中がにんにくの香り、、、(笑)
長生き、健康のためにも科学的にも有効だと調査結果の出ているにんにくなので、日々の生活にとりいれたいですね。
ではでは~~